第52回黎明祭

04.09.26

 第52回黎明祭(文化祭)が、9月26日(日)、小雨模様にもかかわらず、たくさんのお客様をお迎えして、盛大に開催されました。文化祭は、学校の活力を地域の皆様に見ていただく大切な学校行事です。校長が朝からカメラを持って見て歩いた黎明祭をご紹介します。HPを作る際に、プライバシーの面から人の顔は正面から撮らないように配慮しているのですが、本校の生徒は、校長がカメラを構えていると、「撮って、撮って」とポーズをするのです。「ホームページに載せてもいいかい?」と聞くと、「載せて、載せて」というのです。それで、今回は、本人達の承諾の下に、少し、生徒の正面の写真も使っています。ウチの生徒は、ほんとに明るいいい顔をしています。
ホームルーム参加  調理室スナップ  クッキング同好会・「調理V」
PTAバザー  茶道部  受付  かるた部  芸術展示  農場部
演劇部  ファッションショー  後夜祭

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ホームルーム参加開場前の朝の内に廻ったので、まだ、お客様は来ていません。
1年A組「愛を探そう屋」
1年B組「フリマモール」
1年C組「縁日」
1年D組「あの頃は〜ハッ!〜Japanese Style〜
2年A組「NUCKY」
2年B組「アメリKENフーズ」
2年C組「だんごパラダイス」
2年D組「よっちゃんのごはんやさん」
3年A組「ダーツ3Aを探せ」
3年B組「Ping Pong」
3年C組「りゃあめん軒」
3年D組「辛え屋」
調理室スナップ食事場の準備をする調理室は、朝から戦場です。各団体に割り当てられた調理台では、裏方の生徒が真剣に食べ物を作っています。
クッキング同好会・「調理V」>B館3階ロビーで、「クッキング同好会」「調理V(授業科目)」による喫茶店です。 PTAバザーB館2階ロビーで、PTAの役員さんによるバザーです。売り上げ金は、生徒の教育環境改善のための資金に寄付して下さいます。有り難うございます。
茶道部B館2階の福祉実習室内にある和室で、お茶会が開かれます。校長は、ご招待券をもらったのですが、(恥ずかしながら、異常に正座が苦手なので)失礼してしまいました。ゴメンナサイ・・・・・。 受付B館1階入口に、お客様の受付があります。
かるた部B館1階のフロアーで、かるた部の実演があります。本校のかるた部は、今年度埼玉県大会優勝の強豪ティームです。 芸術展示B館1階のフロアーで、美術と書道の芸術科目の作品展示です。
農場部農場で生産したものを各種販売します。一昨年までの黎明祭は、11月3日だったので、農場の野菜販売が呼び物だったのですが、9月開催では野菜は販売できず、加工品が主力になっています。
 加工室では、あんぱん・カレーぱん・メンチバーガー・みそ・ブルーベリージャム・梅ジャムなど売っています。一部の商品で賞味期限を書いた手作りのラベルの西暦を1年間違えて、学校にお問い合わせをいただきました。すみません、ラベルのマチガイで、品質に問題はありません。衛生管理には万全の対策を取っていますので、どうぞご安心して召し上がって下さい。  この朝生んだ鶏卵を、鶏舎に入って、自分でパックに詰めます。スーパーから買ってくる卵を毎日食べている人達には、貴重な体験学習の場です。
 左が鶏舎、右が豚舎です。豚舎には、巨大なお母さん豚とその子どもたちが住んでいます。豚さん家族は、本校の人気者です。  「豚さんふれあい広場」もあります。動物好きの生徒達が可愛がっています。
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演劇部本校の演劇部は、伝統のある名門クラブです。10月上旬のコンクール地区大会に上演する演目を黎明祭でも上演します。最近、ますます演劇部は活気づいていて部員は28名もいます。本校の演劇教室は、東京の小劇場にも負けない装備を持った立派なものですが、エアコンがないのが唯一の欠陥です。この日も、残暑厳しく、蒸し風呂のような教室内でした。「国立劇場に出たら、エアコン付けてやる」(全国高校演劇コンクールの上位4校は、国立劇場で凱旋公演をやります)と校長は言っているのですが・・・・。
 本編は、演劇部創作「子供は大人を見て育つのです」の上演です。なかなかいいラストシーンです。  黎明祭公演では、本編終了後の「色物」が面白いのですが、今年は男子部員の「シンクロ」が絶品です。
 本校は女生徒の方が人数も多く元気なコが多いので、男子は沈みがちです。男子生徒が身体を張っておバカなことをやると、それだけで感動してしまいます。  折からの男子シンクロブームをパロってのこの色物はサイコーです。男子の強い演劇部は、期待できます。関東、全国を目指せよ!
 部員28名のフィナーレ!(うらやましい〜、私の頃は、部員が10名を超えることは滅多になかったのです。)  自転車置き場前に整列しての客出しは、今も健在です。
ファションショー「アパレル」科目の作品発表会です。最近は、午前中は、演劇部を見て、午後はファッションショーというのが黎明祭の定番になってきました。今年も、開演の1時間以上も前から、体育館の入口には長蛇の列ができていました。たしかに一見の価値があります。
後夜祭15:30で一般公開を終了して、16:00〜18:00に現役生徒だけで、生徒会本部主催の後夜祭が開かれます。開幕時に体育館入口でちょっとしたハプニングがありました。生徒指導部の二人の先生が20数名の若者達に取り囲まれて抗議を受けているのです。中には涙を流しながら訴えている女子もいます。何ごとかと近寄ると、若者達はこの春の本校卒業生達で、「俺たちは、筑坂が好きなんだ。だから後夜祭に入れてくれ!」と涙ながらに訴えているのです。「後夜祭は、安全等を配慮して、現役生徒だけでやるというのは、本校の方針なんだ。おまえ達も、よくわかっているだろう」と先生達は説得しています。「俺たちは、なにも悪いことはしない。筑坂が好きなんだ」と卒業生達は必死で食い下がります。「おまえ達は卒業したんだから、もっと面白いところで遊べるだろう?」と先生、「筑坂より、面白いトコロなんてねえよ〜!」と卒業生達、しばらくやり合っていましたが、あきらめて三々五々帰って行きました。なかなか泣かせる卒業生達でした。
 バンドの演奏から怒濤の後夜祭の始まりです。  今年は、この二人が進行役のようです。「筑坂、ダイスキ!筑坂、ダイスキ!」と盛り上げます。
 「ミスター教師、ミス教師」優勝の先生達。ミスターは新人ですが、ミスは二連覇です。  「ミス筑坂」の優勝者は、1年次生です。
<紅白歌合戦>男声デュオが尾崎豊を熱唱します。  こちらは、筑坂のピンク・レディです。
う〜ん・・・・、コメントできません。
 3年次生のバンドで、最後の一盛り上がりです。  フィナーレは、恒例の生徒会本部編集による黎明祭のビデオ上映です。
 今年の黎明祭は、ホームルーム企画が力を付けてきたことを感じました。体育祭と同じように、黎明祭も、各ホームルームが文化を競い合う場になっていくことが目指す方向でしょう。しかし、クラス企画を募集すると食べ物屋の模擬店経営が圧倒的に多いようです。12クラスがすべて食べ物屋を開いても、文化祭にはならないでしょう。食べ物屋の許可は、適正規模になるように厳選しなければなりません。今年もあったように、学校の農場でクラスが栽培した野菜や米を使った食べ物を売るなどの、本校の特性を生かした総合学科らしい内容の食べ物屋の企画に厳選していくなどは今後も一層必要になっていくでしょう。ものを売るという行為は楽しいもので、模擬店経営が多くなるのはやむを得ないとしても、なにを売るのかに本校の特性や総合学科の特色を生かしてほしいと思います。なんにせよ、文化祭を見れば、その学校の活力がわかります。一層の黎明祭の充実に向けて、頑張りましょう。






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