8月22日(火)[第1日目]
朝5時半に車で自宅を出発。8時過ぎに、順調に成田に着いたはずが、10日間車を預ける民間駐車場が見つからず、少し慌てる。やっと、車を置いて、9時頃に出発ロビーに着いて、チェックイン・カウンターに行くが、もの凄い行列。お盆が過ぎて、料金が安くなる今頃が、海外旅行の第二のピークらしい。
やっとチェックインが終わって、とりあえずの現金を両替する。1ポンド=約170円ほど。結果的には、イギリスで両替した方が安かったけれど。
ヴァージン・アトランティック航空VS901便。午前11時成田を離陸。ロンドン・ヒースロー空港まで、約13時間のフライト。初めてのイギリス旅行が始まった。
一行は、ツマとムスメとムスコとワタシの4人。家族4人では、一昨年のオーストラリア旅行に続いて2度目の海外旅行。前回は、旅行会社のツアーに入ったけれど、今回は、往復の飛行機と毎日のホテルだけは予約したけれど、旅行会社のツアーには入らず、移動は自力でやる。ツマが旅行好きの冒険好きで、「ツアーは、面白くない」と主張するので、ツマには逆らえないワタシだが、内心ちょっと不安な出発だった。
13時間のエコノミークラスは、辛い。座席の背中にディスプレーの付いたタイプだったので、ワタシは映画を3本も観たが、ほとんどツマラナイ映画で、時間を持て余した。一人だけ飛行機が苦痛でなかったのはムスコで、そのディスプレーに入っている任天堂のゲームに集中していて、13時間の内、10時間くらいゲームをやっていたらしい。
時差8時間を遡って、22日(火)の午後4時頃、ヒースロー空港に到着。「これがイギリスの玄関、ヒースロー空港だ!」とワタシは感動したが、ムスメは「成田に比べると汚いね」とクールな観察。言われてみれば、日本の鉄道の駅並の質素さ。
ヒースロー空港から、地下鉄でロンドンの都心に向かう。最初の冒険は、地下鉄の切符を買うこと。イギリスに来ちゃったら、腹くくるしかない。ワタシが挑戦する。行き先や枚数など、こっちの用件は、単語並べて言った。向こうは、確認のためか、聞き返してくる。これが、さっぱりわからない。仕方がないので、「アイム ジャパニーズ OK!」と答えた。なにがOKなのか、よくわからんが、相手も「OK、OK!」とか言って、切符をくれた。やったじゃん!
ヒースロー空港からロンドン市内へは、地下鉄。チューブと呼ばれているように、前に座っている人と、膝がぶつかるかと思うほど幅が狭い。夕方、5時頃だというのに、それほど混んでいない。東京の地下鉄とは、大違いだ。
ピカデリー・サーカスという駅で地下鉄を降りる。サーカスというのは、曲芸のことではなくて、広場という意味らしい。ピカデリー・サーカスは、ロンドンの中心にある繁華街で、日本で言えば、新宿みたいなところ。その最も目立つネオンは、サンヨーにTDKだった。日本は、どこでも頑張ってるね!
初日のホテルは、その一角。折角のロンドン繁華街も、13時間のほとんど眠れない飛行機を降りたばかりでは、ロンドン観光は後日のお楽しみにして、夕食も早々に、全員ベッドに直行した。
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