石垣島ファミリーツアー 04.4.2〜5
 2日(金) 羽田を9:55に発って、那覇で乗り換えて、石垣空港には14:35に着いた。

 ホテルに着いて、さっそくビーチに出たが、期待と違って、どんよりと曇って、風も冷たく、泳ぎたくなる感じではなかった。
 夕食を食べてから、ビーチを散歩した。明日は、晴れてくれと、海に祈った。






 3日(土) 今日は、ホテルの前のビーチで、泳いで過ごす予定だった。シュノーケルも持ってきた。それなのに、朝から土砂降りの雨。

 午前中は、あきらめきれずに、雨の中、海岸を散歩した。

 午後は、あきらめて、ホテルの室内プールで泳いだが、石垣島まで来て、室内プールじゃないだろと、気は沈んだ。天気の神様には勝てない。






 4日(日) 今日は、晴れたが、チチ・ハハ・ムスコは、オプションツアー「仲間川・由布島&うみえ〜る」に申し込んである。ムスメは、「観光はキライ!」なので、ホテルで、一人過ごすと言う。

 8:30 石垣港の西表島観光センター前から船に乗る。
 最近の船は、速い。電車並みのスピードで海を突っ走る。向こうは、竹富島。  約40分で、西表島の大原港に着く。西表島というのは、「日本最後の秘境」とか言って宣伝しているから、もっとジャングルとか想像していたら、なんだ、ちゃんと住民もいるんじゃないか。民家のデイゴの花が満開である。
 まず、最初の観光は、「仲間川遊覧ボート」である。仲間川というのは、西表島の南東部に流れる大きな川であるが、その両岸が、「日本最大のマングローブ・ジャングル」である。

 ところで、マングローブ・ジャングルと言うから、マングローブという木のジャングルだと思っていたら、違うそうだ。マングローブというのは、「淡水と海水の入り交じったところに生える木の総称」だそうで、マングローブにもたくさんの木の種類があるが、どれも、不要な海水を排出する巧みな機能を備えているそうだ。

 この写真の中央やや左に、枝豆の巨大なヤツが見える。これも「日本最大の豆」だそうだ。西表島は、日本最大が好きのようだ。  約30分ほど、マングローブ・ジャングルの説明を聞きながら川を遡ったところに、小さな船着き場がある。ここで、降りて、ちょっと歩いたところに、またも、日本一がある。

 これは、樹齢400年の日本最大の「サキシマスオウノキ」である。異様に見えるひだは、板根(ばんこん)と言って、根っこだそうである。なぜ、樹齢400年かと言うと、この板根が1年に1mm成長すると推定して、40cmあったので、樹齢400年としたそうである。しかし、発見されたのが約50年前で、以来、ずっと樹齢400年と言っているそうである。
 2番目の観光は、「由布島植物園」である。ウチの家族は、植物園にはほとんど感動しないが、この由布島というのが、海岸から約500mほど先の遠浅の海に浮かんでいる小島であって、そこへ渡るのが水牛の引く牛車であるというのが売りである。

 水牛車が約15分ほどかけて、のんびりと渡っていくのだが、その途中に水牛を操るおじさんが三線を引きながら沖縄地方の民謡を歌ってくれるのが、なんともいい。
 



 昼食は、島内唯一の温泉「西表島温泉」のレストランで島の郷土料理の弁当を食べた。




 午後の観光は、「うみえ〜る海中観光船」である。大原港から30分ほど高速で走って、珊瑚礁の上に行く。  今までも、船底がガラス張りになっている海中透視船は乗ったことがあるが、この船は、そんなにチャチじゃない。珊瑚礁の上に来ると、船腹に格納されていたキャビンがエレベーターのように降りて、海中に入る。船は、エンジンを止めて、珊瑚礁の上に漂うという仕掛けである。
 ツマは、すっかり感動して、泳げもしないのに「スキューバ・ダイビング、やりたーい!」と騒いでいた。う〜む、たしかに、魅力的ではあるが、沖縄は、遠いしな・・・・・。




 5日(月) 朝から快晴。久しぶりのお天気に、ビーチでは朝早くから歓声が聞こえる。しかし、ウチは帰り支度。ツマとムスコは、あきらめきれずに、わずかの時間に、テニスをやりに行った。 ANA HOTEL&RESORT ISHIGAKI