05.07.08
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期末考査の終わった日、筑波大学の工学システム学類から、学類長先生をはじめとする先生方にお出でいただき、1年次生全員で、講義を聴講いたしました。 |
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石川 本雄 教授(工学システム学類長) 工学システム学類の概要についてご講義いただきました。ご出身の京都弁を駆使されて、工学システム学類の教育・研究がいかに素晴らしいかを熱く語られました。特に、工学を志す女子が少ないので、坂戸高校の女子は大志をもって工学システム学類を目指してほしいと結ばれました。 |
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堀 憲之 助教授 ディジタル制御研究室における研究について、わかりやすく話してくださいました。制御は、私たちの日常生活の様々な場面で行われている。制御とはなにか。「香りだけは、福山雅治なんだけどなあ〜〜〜」は制御の極意である。「これで、わかったあ??」と高校1年生向けの苦心の講義を展開されました。 |
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金久保利之 助教授 生徒の協力者に「水ヨーヨー」を持たせます。ヨーヨーは、ゴムが2本になっているもの、水が適量のもの、水が多すぎるものと3種類あります。これを生徒に突かせます。手とヨーヨーはそれぞれ違った動き方をします。ここから、地震動による建物の応答を説明し、先生の研究室で研究している「可変剛性建物による制振システム」について紹介されました。 |
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最後に現役の工学システム学類の女子学生さんが、筑波大学における学生生活を中心に話してくださいました。学生寮の整った筑波大学での一人暮らしは快適であるが、一人暮らしは、しっかりとした自己管理が必要であると、ご自身の経験を踏まえて話してくださいました。生徒達も現役の学生さんの話に親近感を持って聞いていました。 工学システム学類には、本校からも、過去2名が進学しています。本校も、筑波大学の工学システム学類や情報学類への進学を考慮して、「工学システム・情報科学系列」という新系列を設定したという経緯もあります。今回、はじめての出前講義をしていただきましたが、今後は、さらに高大連携人材育成の観点から連携を深めていきたいと願っております。 |