04.04.10〜13
於:黒姫高原
(黒姫ライジングサンホテル)
本校の1年次生は、入学式の翌日から3泊4日のコミュニケーション・キャンプ(黒姫高原)に参加する。入学式の翌日からというところがミソである。本校には、原則として通学区はないので、通学範囲はきわめて広く、中学校の人間関係がそのまま持ち込まれることは少ない。まだ、友人関係やグループ化ができていない入学式直後に、黒姫高原の野外活動インストラクターによるコミュニケーションをテーマとした体験学習プログラムなどに参加させることによって、スムーズな集団生活への導入を図ることが目的である。
プログラム@「アイスブレーク」 プログラムA講義「総合学科における高校生活」 プログラムB「マウンテンバイク」
プログラムC「テーブルマナー講習会」 プログラムD「職業人講話」 プログラムE「ホームルームの時間(1)」
プログラムF「プロジェクト・アドベンチャー(PA)」 プログラムG「ネーチャー・クイズ・ラリー」
プログラムH「クラス対抗レクリエーション」 プログラムI「ホームルームの時間(2)」
プログラムJ「クラス対抗大縄跳び」 プログラムK「カレーライス作り」
第1日目(4月10日)
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朝、クラス別のバスに分乗して、8:30に、学校出発。 | 12:00少し前に、黒姫ライジングサンホテルに到着。 |
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昼食を食べてから、バスで10分ほどの信濃町立総合体育館に移動する。 | プログラム@「アイスブレーク」 13:00 体育館でインストラクターの自己紹介 |
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初めは、全体で動く。二人一組の鬼ごっこから、次第に多人数の動きになっていく。導入の身体と心をほぐすという部分。 | 活動班に分かれて、ゲームを展開していく。まだ、よく名前も知らない同級生だが、胸につけた名札の「キャンプ・ネーム」をたよりに、ゲームに参加していく。 |
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水道ホースを縦に裂いた半月状のホースの上をピンポン球を転がすゲーム。みんなが集中して協力しないと最後まで転がっていかない。また、玉が落ちないようにするには、工夫が必要である。自ずと全体をまとめるリーダーが出てくる。何度も失敗を繰り返して、成功したときの歓喜を共有している。 | 二組に分かれて、目をつぶり手をつなぐ。イントラがさいころを振り、奇数が出ると先頭の人が隣の人の手をギュッと握る。それを次々に伝えていく。どちらが早く最後の人に伝えられるかというゲーム。隣の人と手をつないで、ギュッという信号が伝わるのを集中して待つ。 |
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手をつないで輪になって、フラフープのわっかを次々に渡していく。つないでいる手を離してはいけないので、全身を使ってわっかをくぐり抜けていく。時間を計って、しだいにスピードを高めていく。 | いくつかのゲームを終えて、そろそろ終わりの時間も迫り、今日の振り返りが行われる。二人一組で、お互いの感想も言う。「はじめ怖そうな人だと思ったけど、意外とオモシロイ人でした」なんていう感想が語られる。 |
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16:00終了。インストラクターから、今日のまとめの話がなされる。このイントラたちは、また、別のプログラムで会うことになる。 | 16:30 ホテルに帰って、室長会議などが行われる。室長や当番や部屋割りなどは、予め担任団で決めてある。 |
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18:30 夕食。生活班(部屋割り)単位で座る。すでに、にぎやかな話し声に満ちている。 | プログラムA 講義「総合学科における高校生活」 19:45〜21:30 途中短い休みを取って、前半45分・後半45分の2時限分の講義がある。総合学科教育の目指すところ・「産業社会と人間」の意義・単位制による学習規程の注意点・生徒指導・進路指導についてなど、特に自由と自律について、かなりハードな講義になる。「居眠りをするようでは、総合学科の卒業は約束できない!」。ほんとに居眠りをするような生徒はいない。 |
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この写真のちょうど真ん中が、昼食を食べた菅川。ということは、午後の出発で、このくらい登ってきたということ。途中、地獄を見たけど、ここまで来ると、やったー、って感じ。 |
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野尻湖を離れて、黒姫山の麓に帰ってきた。ここで、イントラが、「サウンド・スケッチ」というプログラムを始めた。この広い田園の中で、目をつぶって、聞こえる音をスケッチしなさいと言う。班員は思い思いに散らばって、配られた紙に聞こえた音を絵にして描き込んでいく。ウグイスの鳴き声、用水の水音、遠くを走る車の音、魚がはねる音など、生徒は耳をこらして描き留めていく。自然とのコミュニケーションである。 | いよいよホテルに向かって最後の一走り。黒姫山が迎えてくれる。 |
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このコースの最大の欠点は、最後に地獄を見ること。上信越道をくぐったあたりからホテルに着くまでの長い登り坂は、最大の難所である。 | 15:30前後、ホテルに到着して、班ごとに振り返りの時間。助け合いながらやり遂げた達成感が、班員同士をグッと近づけている。 |
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やったぜ、完走! 達成感が、地獄を見るほどに疲れ切ったことも忘れさせてくれる。 |
第3日目(4月12日)
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第4日目(4月13日)
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