筑坂朝顔市

−於:坂戸市役所  04.07.01−

 本校の商業科目「ビジネス実践」の生徒達が、坂戸市役所の1階ホール(住民対応の窓口があるホール)をお借りして、「筑坂朝顔市」を開催しました。今年で2年目の開催です。

 これは、農業科目「農場実習」の生徒達が、「朝顔生産会社」を作り、朝顔を栽培して商品化します。商業科目「ビジネス実践」の生徒達は、「朝顔販売会社」を作って、上の会社から仕入れて、販売します。ポスターやラベルなどは、商業科目「商業デザイン」の生徒達の会社に発注します。

 3つの科目がコラボレートして、朝顔という実物を使って、その流通から生じる問題を現実的に学習していくという、まさに総合学科ならではの総合的授業であります。
 坂戸市役所の住民対応の窓口が並ぶホールの一角をお借りして、「筑坂朝顔市」が開かれました。
 朝顔は、本校の農場で農業科目「農場実習」の生徒達が作った逸品ぞろいです。  市役所の窓口に来た市民の皆さんが立ち寄ってくれます。
 坂戸市の教育長さんが「筑坂の朝顔ですか。きれいですね」と買って下さいました。  昼休み中の市役所の職員さん達も買って下さいます。このお二人は、部長級の幹部職員ですが、「後輩達、頑張ってるね」と来て下さった本校の卒業生達です。
 「去年も、買ったのよ。楽しみにしていたわ」と声をかけて下さる方もいて、生徒達も感激です。  市役所内を出張販売に出かけた男子生徒達も市役所の女性職員の方達に囲まれて売れ行き好調です。
 伊利 仁 坂戸市長さんも、昼休みに来て下さって、3鉢も買って下さいました。有り難うございます。
 もう、残りあとわずかになってきました。  会計担当の生徒が売上金を帳簿に書き込んでいます。


 授業担当教員は、さらに他科目との連携など工夫をこらしてパワーアップを図り、「筑坂朝顔市」の定着を目指したいと申しております。地域の皆さんに愛される学校になることは、これからの学校経営に不可欠のことです。「筑坂朝顔市」の発展を期待しています。


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